日本において美術品に関する売買は古くから行われ、現在では百貨店や一般小売店でも広く販売され、多くの消費者が購入している一方で、処分や換金のための買取需要も増しており、美術品の二次流通は大きく拡大しています。
しかしながら、買取価格の適正性や公正性に疑問を生ずるケースも存在します。
このような状況下、美術品に関する健全な市場の形成とそれによる一般消費者の保護は課題であり、美術品を評価査定してこれらの確立と促進を図ります。

本協会は、美術品の公正・適正な価値を提示し、美術品の健全な市場を形成するための施策を総合的に実行します。
美術品の適正な時価評価額の算出業務を行うとともに、美術品に対する正しい知識・情報を提供し、美術品の市場健全化に向けた環境作りを行います。
また、日本の美術界の発展のために様々な活動を行うとともに、国内のみならず海外にも積極的に広報活動を行います。

 

【活動内容】

  ・ 美術品の時価額での査定評価
  ・ 全国の美術展覧会の調査評価および表彰
  ・ 若手企業家コレクターの育成
  ・ 日本の工芸美術の海外への広報