2022年最初の開催となります1月のスペシャルトークは、慶応義塾大学名誉教授・当協会代表理事の河合正朝氏に『雪舟等楊私見』というテーマでお話いただきます。
【チラシより】
室町時代の中期にあたる、15世紀後半に活躍し、広く人口に膾炙し画聖と称される雪舟等楊(1420-1506?)といえば、「山水長巻(四季山水図巻)(毛利博物館蔵)、「秋冬山水図」(東京国立博物館蔵)、「破墨山水図」(東京国立博物館蔵)、「慧可断臂図」(愛知・斎年寺蔵)、「山水図」(大原家)の五点、「四季山水図」(東京国立博物館蔵)、「天野橋立図」(京都国立博物館蔵)、「四季花鳥図屏風」(京都国立博物館蔵)ほか10数点の重要文化財の絵画を残した画家として知られる。それらはいずれも時代を代表とされる。一方、雪舟の真作は5点しかないともいう人がいる。しかし、わたしは、こうした完成度の高い絵画を日常的に果たして描いていたのだろうかという疑問がある。
本講義では、雪舟が住んだ山口で「童子走卒」でも、親しくその名を知っていると言われた雪舟が、果たして日常的に彼らのために、「どんな画を描いたのか」という点に関しての現在の私見を述べてみたい。
日本アート評価保存協会 1月スペシャルトーク
〇日 時: 2022年1月18日(火)18:00~
〇講 師: 慶応義塾大学名誉教授 河合 正朝 氏
〇内 容:『雪舟等楊私見』
〇会 場: イセ食品株式会社東京本社 (東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館8F)
〇聴講料: ¥500 ※先着順です。席がなくなり次第、締め切りと致します。
〇申込先:一般社団法人 日本アート評価保存協会 事務局
TEL:03-3569-1250 MAIL:info@ja2pa.or.jp
(申込受付時間:平日 10:00~18:00)
感染対策には細心の注意を払い開催いたします。
皆様のご参加を、心よりお待ちしております!
新型コロナウイルスの感染拡大により第8回秀逸企画賞を中止したため、
第9回は第8回の応募企画と併せて審査をおこないました。
厳正な審査の結果、第9回秀逸企画賞は
東京芸術劇場、豊島区立郷土資料館、雑司ヶ谷鬼子母神堂
『池袋への道-近世の歴史資料、池袋モンパルナス、森山大道』
に決定いたしました。おめでとうございます!
《授賞理由》
『池袋への道-近世の歴史資料、池袋モンパルナス、森山大道』展は、池袋周辺に積み重なった歴史の層を、地軸と時間軸を融合させた手法で解き明かしたユニークな展覧会であるため。豊島区は本展の核となった池袋モンパルナス美術を長らく研究していること、東京芸術劇場はこのような実験的で新しい手法に賛同され共同主催者となられた点を評価した。
なお、2022年2月15日(火)に表彰式の開催を予定しております。
平素は格別なるお引き立て並びにご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
日本アート評価保存協会では、年末年始休暇の期間を以下の通りとさせていただきます。
ご不便をお掛け致しますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
■年末年始休暇期間
2021年12月29日(水)から2022年1月4日(火)まで
※2022年1月5日(水)10:00より通常営業
年末年始休暇期間中にいただきましたお問い合わせにつきましては、
2022年1月5日(水)より順次ご連絡いたします。
来年も変わらぬお引き立てのほどよろしくお願い申し上げます。