明けましておめでとうございます。
当協会は昨年7月に設立総会を開いて以来、毎月例会を重ね、日本美術の正しい評価と
それを国内外に広め伝えてゆく事業を模索して参りました。
その中でも、入場者数に拘わらず、質的にすぐれた意義ある展覧会を表彰する事業は
昨年の内に募集を始めました。本年早々第1回目の表彰を行う事により、全国の美術館
関係者にこの事業を知って頂きたいと考えております。
賞の名は「秀逸企画賞」と決まりました。
その他、日本のすぐれた現代工芸を世界に知らしめる事業をはじめ、様々な試みを、
国や関係機関と計りながら進めてゆく所存でございます。
皆様方の一層の御理解、御支援を賜りますようお願い申し上げます。
社団法人日本アート評価保存協会 事務局
当協会では年末年始の下記の期間、業務をお休みさせて頂きます。
2013年12月28日(土)~2014年1月5日(日)
今年一年ご愛顧を賜りまして大変感謝申し上げますと伴に、皆様のご多幸をお祈りいたします 。
日本アート評価保存協会11月例会報告
2013年11月21日(木)、当協会事務局にて11月の例会が開催されました。
今月は、従来の会議に加え、講師をお招きしてのスペシャルトークを開催しました。
1.牧野健太郎氏(NHKプロモーション)の講演
世界遺産記念「浮世絵から富士を望んでみると」
NHKプロモーションとボストン美術館の共同プロジェクトで行われた、同館の門外不出の浮世絵コレクション、「スポルディング・コレクション」のデジタル化によって、鮮やかに浮き出された浮世絵の細部を軽妙な語り口でご紹介下さいました。 その画像の鮮明さに驚きつつ、浮世絵版画が持つ技術及び美術的価値の高さを再確認できる講演でした。
2.作品の評価
一般顧客依頼品を評価致しました。
3.企画展表彰の現況報告
現在の応募状況の報告に続き、今年度のスケジュールを以下決定致しました。
・締め切り・・・2013年12月末日
・審査・・・・・2014年1月
・決定・表彰・・2014年2~3月
企画内容の優れた展覧会・美術館を当協会で応援して行きたい。という委員の一致した意見でした。
4.今後の例会について
今月および、来月もスペシャルトークを企画・開催致します。これを月例化していきつつ、別の課題ともなっていた「コレクター育成講座」の企画とも重ねる事が出来るのでは、と考えています。
12月例会スペシャルトーク開催
- 12月17日(火) 16:30~17:00
- 日本美術全集刊行の現場から~何故、いま紙媒体の美術全集なのか?~
- 講師: 清水 芳郎氏 (小学館 日本美術全集編集部 編集長)
11月例会スペシャルトーク開催
- 11月21日(木) 15:00~15:30
- 世界遺産記念「浮世絵から富士を望んでみると」
- 講師: 牧野健太郎氏
1956年福井市武生市(現越前市)生まれ。NHKプロモーション・上席執行役員。
日本ユネスコ協会連盟評議員。明治大学・明治大学リバティーアカデミー講師も務める。2003年からアメリカ・ボストン美術館とNHKプロモーションが共同で立ち上げた「浮世絵デジタル化プロジェクト」の日本側の責任者を務める。
また、フランスやポーランドから招かれ、講演は「ダ・ビンチ・コード」ならぬ「ウキヨエ・コード」と評され、江戸の庶民生活の素晴らしさや、現代に通じる生き方に再評価を促した。
アナログな事務局スタッフです。
この度やっとホームページを開設致しました。
皆様のお問い合わせに丁寧にお答えできるような、見やすく、分かりやすいものをとページ作りに試行錯誤しました。(でも、難しい、、、。)
今後も皆様のご要望を反映しつつ、情報発信できるページ作りを目指します。
応援宜しくお願い致します。