1.「アートフェア東京2014」出展報告
3月7日(金)~9日(日)東京国際フォーラムにて開催された「アートフェア東京2014」に
日本アート評価保存協会が出展し、協会の仕事内容を紹介致しました。
出展に際し、協会のチラシを作成し、来場者に配布し、PRに努めました。
会期中来場者は約50000人だったそうです。
(ブース展示内容)
・評価委員/北原先生のおすすめ作家(山下真一氏)の作品展示
・ISEアートオークションカタログ展示(若手作家支援の為、表紙作家に採用)
・表紙作家の作品展示販売 (冨岡奈津江氏・古賀勇人氏・今井龍満氏)
・鯉江良二作品展示販売
いずれの展示も関心が高く、作品や図録も売れました。山下真一氏のフィギュアも注文制作に関する問い合わせがありました。
チラシを見せながら協会の活動を説明しましたが、多くの皆様にご賛同・応援のお言葉を頂きました。(以下)
・美術館の企画に対しての表彰事業はとても良いことだと思います。
・良い企画展を担当した学芸員にも励みになるような賞もあると良いのではないか。
・(山下氏のような)精巧なフィギュア等も含め、日本の工芸作家の技術の高さ、日本
美術のすばらしさをもっとアピールすべき、という意見にはとても賛成します。
2.「秀逸企画賞」表彰式
第1回の「秀逸企画賞」受賞館である、徳島市立徳島城博物館の瀧山館長にお越し頂き、表彰式を行いました。
徳島市長は年度末でご都合が合わずご出席頂けませんでしたので、瀧山館長は市長の代理として表彰状を授与し、
そして博物館への副賞(賞金30万円)を贈呈致しました。
瀧山館長から「市長もとても喜んでいます。館の皆にとってもとても励みになります。」とのお言葉でした。
*来年度からは表彰式を2月に変更致します。
例会後には会場にて、瀧山館長を囲んで受賞記念の懇親会を行いました。
3.3月例会スペシャルトーク
「神田神保町の書店街の成り立ち」
大屋書房 代表取締役 纐纈公夫氏
神田神保町にある、江戸時代の和本、古地図、浮世絵・版画の専門店である大屋書房の店主、纐纈氏をお招きして、
江戸の町の成り立ちから神田神保町での書店街が出来る迄のお話を伺いました。
実際に江戸の古地図を持参して広げて見せて下さっての説明は、古地図自体の価値と重なって、とても貴重なお話となりました。
当協会は、8月第1回例会以来銀座7丁目の協会事務所にて毎月定例会議を開催しております。
このたび4月の例会では、当協会評価委員であり、世界的なブリキのおもちゃコレクター、
北原照久様の御好意により、神奈川県横須賀市にある北原別邸を
訪問し、コレクションを拝見しつつお話を伺う事になりました。
北原氏の別荘は、元竹田宮別荘で、
「海に面する素晴らしい邸宅」として
テレビでも度々紹介されています。
プロのアートコレクターの立場から
コレクションとともに暮らす生活を
実際に拝見できる貴重な機会です。
今回特別に「日本アート評価保存協会・春のお散歩」と題し、
一般の方の応募枠も急遽設けることと致しました。
(限定20名先着順です。)
定員に達し次第締め切りとさせて頂きますのでご応募(メール、又は電話)はお早めに!!
【ツアー詳細】
日時 : 2014年4月22日(火)
10:30 協会事務所(銀座7丁目)に集合。受付。
11:00 全員で出発(貸切バス予定)
13:00 北原邸到着。 昼食。 北原氏によるコレクション解説等
15:00 北原邸出発
17:00 銀座協会事務所前到着。後解散。
【参加費】
5000円(昼食、銀座からの交通費含) 出発時集合場所にて頂きます。
【申し込み・お問い合わせ】
社団法人日本アート評価保存協会 事務局 (担当:小西、鶯出、田中)
電話:03-3569-1250 Mail: info@ja2pa.or.jp
私たちの協会の展示ブースが先ほど完成いたしました。
まもなく、ファーストチョイス、プレビューが始まります。
会期は明日3月7日(金)~9日(日)です。
「日本アート評価保存協会」でブースを頂きました(ブースNo.S06です)。
委員の北原先生のおすすめ作家として、山下真一氏のフィギュア作品を展示、
協会のPRを致します。
ぜひお越しください!!
来る3月7日から開催される「アートフェア東京2014」で、
日本アート評価保存協会が紹介されることになりました。
「アートフェア東京」とは、国内外から多くのギャラリーなどが出展し、
アート作品を展示・販売する日本最大級のアートフェアです。
ここにで当協会の活動を皆様にPRできる事になりました!
開催日程は以下の通りです。
●開催場所:東京国際フォーラム 地下2階 展示ホール
(東京都千代田区丸の内3-5-1)
●開催日程:
3月7日(金)11:00-21:00
3月8日(土)11:00-20:00
3月9日(日)10:30-17:00
詳細はホームページをご覧ください
http://artfairtokyo.com/
皆様是非お立ち寄りください。お待ちしております。
●「アートフェア東京2014」への出展について
・3月7日(金)~9日(日)東京国際フォーラムにて開催される「アートフェア2014年」
に日本アート評価保存協会が出展し、協会の仕事内容を紹介することになりました。
良いアピールの方法はないか、アイデア等委員の皆様に意見を頂きました。
●2月例会スペシャルトーク
「最近の市場動向とオークションハウス」
クリスティーズジャパン 代表取締役社長 片山龍太郎 様
・今月は、当協会委員でもあるクリスティーズジャパンの代表取締役社長、片山龍太郎様に、
オークション業界から見た美術市場の動向についてお話し頂きました。
また今回は、コレクター養成の事業の新たな試みとして、
一般の聴講希望者が参加しての 講演となりました。
応募頂いた美術館の中から、以下の企画が受賞致しました。
「狩野栄川院と徳島藩の画人たち」
(選考理由)
・小規模ながら、集客や採算などより企画内容を重視。
・地域の特色を生かした展覧会(蜂須賀家のコレクションを中心に全国からも作品を収集。)
今年度は広報が遅くあまり広らなかったのですが、今回の受賞を機に来年はもっと
募集が多くなっていくことを期待しています。
入場者数で決まる展覧会の評価ではなく、地道に頑張っている美術館を応援して
いきたいと思います。
美術館の関係者の皆様には是非来年度どしどしご応募ください。お待ちしております!!
本年初の例会です。今年も更に充実した活動になるよう事務局も頑張ります!
・秀逸企画賞の選考結果
応募頂いた美術館の中から、以下の企画が受賞致しました。
徳島市立徳島城博物館 「狩野栄川院と徳島藩の画人たち」
(選考理由)
・小規模ながら、集客や採算などより企画内容を重視。
・地域の特色を生かした展覧会(蜂須賀家のコレクションを中心に全国からも作品を収集。)
今年度は広報が遅くあまり広らなかったのですが、今回の受賞を機に来年はもっと
募集が多くなっていくことを期待しています。入場者数で決まる展覧会の評価ではなく、
地道に頑張っている美術館を応援していきたいと思います。美術館の関係者の皆様には
是非来年度どしどしご応募ください。お待ちしております!!
・1月例会スペシャルトーク
「油彩修復の現在~保存と美のどちらを取るか?~」
青木絵画修復工房 代表 青木享起 様
今月は、海外で修復技術を学び、ヨーロッパ共通絵画修復士の資格を取得され、
現在横浜で工房を営むと同時に「NPO法人美術保存修復センター横浜」の理事長として、
美術の修復の分野で御活躍の青木享起氏をお迎え致しました。
専門家の立場から絵画の修復の種類、修復の方法などを御講義頂き、「修復」とはどの時
点まで遡ることであるかはケース・バイ・ケースである事を御経験や実例に基づいてお
話くださいました。最後に、絵の保存環境について、「人間が心地良い環境は絵にとっても心地良い環境です」
というお言葉が印象的でした。
2月、3月のスペシャルトークの御案内です。
今年からは関心のある皆様も、御参加頂けるよう、広くPR致します。
御申し込みをお待ちしております!
・2月例会スペシャルトーク開催
- 2月18日(火) 16:00~ (約50分)
- 「最近の市場動向とオークションハウス」
- 講師: 片山龍太郎氏 (株式会社クリスティーズジャパン 代表取締役社長)
申込締め切り:2月14日(金)まで (事務局まで御連絡下さい)
聴講料:¥500
・3月例会スペシャルトーク開催
- 3月18日(火) 18:00~ (約50分)
- 「神田神保町の書店街の成り立ち」
- 講師: 纐纈公夫氏 (大屋書房 代表取締役)
申込締め切り:3月14日(金)まで (事務局まで御連絡下さい)
聴講料:¥500
12月の例会は今年最後でもあり、特別総会と題し、通常の会議の後に協会委員の
皆様との懇親会も開催されました。
1.企画展表彰の今年度の予定
賞の名前は「日本アート評価保存協会 秀逸企画賞」と決定致しました。
12月末を持って締め切りました。1月に受賞館を決定致します。
2.12月例会スペシャルトーク
「日本美術全集刊行の現場から~何故今紙媒体の美術全集なのか?~」
株式会社小学館 出版局プロデューサー 学芸編集長 清水芳郎様
㈱小学館 学芸編集長であり、昨年12月に発刊した「日本美術全集」編集長の清水芳郎様を
お招きして、全集刊行の現場からの貴重なお話を頂きました。
「日本美術全集」は、小学館創業90周年記念事業、東日本大震災等を契機として発刊された
そうです。日本の美術全集を紙媒体で発刊するのは1990年の講談社出版以来22年ぶり。
小学館の発刊にいたっては実に47年の歳月を経ての事です(1966年「原色日本の美術」)。
「美術全集を今、世に出す」意味について、「3.11以降、世の中の考え方が大きな転換を
迫られる中で、今まで大切に残されてきた“過去”のものを載せ、それを読者を通じて“未来”に
運んで行く、“船”のような役割を果たす事だ」と、おっしゃっていました。最後の刊行まで
まだ2年半かかるという大事業に込めた熱い思いが伺えるお話でした。
3.年末特別企画「アジア伝統楽器の夕べ」・懇親会
今月は年末の特別例会とし、中国伝統楽器である、二胡と楊琴の演奏者をお招きして演奏を
楽しんで頂きました。その後は軽食とお飲物を召し上がりながらの懇親会を開催しました。