1. 理事会の報告
今年度は更に活発な事業を展開する予定です。
2.「渋谷ヒカリエでの特別講演会」の協力について
● 10月4日(土)渋谷ヒカリエにて、アイ・アート株式会社のオークションが開催されます。
それにあわせて開催される北陸の工芸作家の展覧会(「COOLな茶道具展」)に関連した講演会の講師の紹介依頼を受けて、
当協会からお二人ご推薦・紹介致しました。
10月 1 日(水)18:00~ 大熊 敏之 先生「現代日本工芸の今」
10月3日(金)16:00~ 金子 賢治 先生「現代陶芸現象-平成10年代様式をめぐって」
皆様お誘いの上、是非お越しください。
3.9月例会スペシャルトーク 「平安仏画の最高傑作を語る-『応徳涅槃』の賦彩を中心にして-」
東京藝術大学 客員教授 有賀祥隆氏
国宝の『応徳涅槃』の実物の撮影から作ったスライドを使いながら、作品の細かな部分から分かる
当時の日本人の色彩感覚や美に対する意識、更には中国、西洋文化との比較など、
大変貴重なお話を伺いました。高名な先生の貴重なお話に、当日は大勢の聴講者の方が見えました。
4. 次回の月例会は、10月21日(火)17:00~です!
● 10月のスペシャルトークは現役コレクターを講師に迎え、ご自身のコレクションや、コレクションの
楽しみを聞く「コレクターズ・トーク」です。
「本当は、教えたくない江戸絵画の秘密」
10月21日(火)18:00~
10月スペシャルトークチラシ
たくさんの聴講者を集めたいと思います。どう皆様ご興味ある方をお誘いください。
来週火曜日はいよいよ例会です。
次回のスペシャルトークは、いつも例会に御出席頂いている、
(詳しくは以下のページをご覧ください!)
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
https://ja2pa.or.jp/2014/08/2056
平安仏画の・ 『応徳涅槃』とは、制作年がわかる貴重な平安仏画であり、現存す る涅槃図の中の
最古にして最高傑作だそうです。
そして、この秋、東京国立博物館で開催される「日本国宝展」にも
な、なんとこの「応徳涅槃」が出品されるとか。HPはこちら↓
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1648
有賀先生は、この作品の特徴である「中間色による穏やかな色調」を
中心にしてこの作品の魅力を解説してくださいます。
仏教美術の権威の有賀先生がご自身の調査研究時に撮影された
スライドを使ってのスペシャルトークはとても貴重な機会です。
そしてなんと贅沢な「予習」、、、。事務局スタッフいまからワクワクです、、。
まだ若干席がございますので聴講のお申し込みはお早目にどうぞ!!
9月に入ったとたん、ぐっと秋めいてきて、今日は「中秋の名月」。
お月見にはちょっと残念な天気ですが。
「このつぶやきブログ、5月からつぶやいてないよ」とご指摘をいただきました。
全く、毎日がめまぐるしく過ぎていきます、、、。
「つぶやく」というより「ぼやく」でしょ?と事務局長。
、、、はい。ごもっとも。 (=_=)
日本アート評価保存協会7月の会は、当協会の1周年目の節目の会でした。
隣室に作っていたオープンスペースの茶室もちょうど完成致しましたので、披露も兼ねた会となりました。
<特別講演>
●お茶を楽しむスペースの完成にちなんで、協会委員の増田先生に茶掛けの書の楽しみ方についてのお話をして頂きました。
解説して頂いたのは、先生所蔵の書「柳生宗矩(やぎゅうむねのり)に宛てた沢庵宗彭の手紙」。文章から分かる時代背景、両者の間柄等の読み解き方をお話し下さいました。
<7月例会スペシャルトーク>
「映画のもう一つの見方」
株式会社スクリーンステージ 代表取締役 岩堀恭一氏
●協会委員の岩堀先生による、映画の小道具や衣装のお話でした。映画製作にまつわる興味深いエピソード、映画のシーンを全く新鮮な角度から楽しむヒントなど、軽快な語り口で聞かせるだけでなく、この日の為にたくさんのコレクションを持参頂き、聴講者も自由に手に取って鑑賞させて下さいました。
有名なシーンで使用された小道具の数々は、映画ファンを魅了しただけでなく、映画製作にかける人々の熱意と細部へのこだわりが感じられる貴重な品である事が分かり、それを語る岩堀先生のコレクターとしての情熱もひしひしと伝わってくる楽しいトークタイムとなりました。
★その後、1周年を記念したパーティーを催しました。今月の会の参加者は、総勢80名を超し、盛会となりました。
今後も益々皆様の御指導御協力を賜りながら実りある活動を行っていく所存です。宜しくお願い申し上げます。
<次回のお知らせ>翌月8月のスペシャルトークはお休みです。
9月16日(火)18:00~です!
「平安仏画の極み(仮題)」 有賀祥隆氏
6月定例会は、2014年6月17日(火)夕刻より開催されました。
一般の依頼者からの作品の評価、議題についての話し合い、
委員からの提案に対する意見の交換が行われました。
その他のご報告は以下の通りです。
1.7月例会「協会1周年の会」について
●日本アート評価保存協会も来月7月で一周年を迎えます。
節目にあたっては現在特別な会を催すべく委員の皆様の意見を元に準備中です。
小さな歩みではございますが、試行錯誤しつつ皆様へのPRを行った結果、
徐々に効果も現れてきたという実感もございます。今後も当協会の、常識にこだわらず、
ユニーク且つ自由な発想で日本美術界を盛り立てるような事を考えて行きたいと思います。
2.6月例会スペシャルトーク
ギャラリーやすこうち 店主 安河内眞美氏
●今月は、「なんでも鑑定団」の鑑定士としてもおなじみの、安河内眞美氏に
お越しいただいて、床の間にこだわらず、自由な発想で掛け軸を楽しんで
もらいたい、という思いから作り始めた安河内氏オリジナルの掛け軸「風香」
についてお話をして頂きました。
「風香」とは、著名な日本画家や新進気鋭の画家の方たちに絵を描いていただき、
その作品に関連を持つ着物や羽裏の布で表具をしたものだそうです。日本古来の二十四節気に従って、
日本の季節感や日本人の日々の暮らしの中での行事、縁起物の吉祥文様の解説を織り交ぜながらのお話でした。
*今月は、PRの効果もあり、スペシャルトークに多くの方が聴講にいらっしゃいました。
今後とも、多くの聴講生の方に参加して頂きたいと思います。
どうぞ皆様来月も是非ご参加ください!
1.4月特別会「春の遠足」北原別邸探訪ツアーの報告(事務局より)
●4月にもご報告致しました、北原別邸で開催された特別会の様子を、写真を
お見せしながら事務局から改めて皆様にご報告しました。また、当日の様子が
「美術の窓」誌に掲載されましたので、そちらの記事もご紹介しました。
「 美術の窓」の6月号ブログにもアップされています。
2.「秀逸企画賞」の報道について
●3月例会で開催した「秀逸企画賞 表彰式」について、4誌(新美術新聞、美術の窓、
都政新報、月刊美術)に記事が掲載されました。今年度も募集する予定ですが、
まだまだ周知させるに至っておりません。是非委員の皆様のお力を借りて、口コミで
広めて頂きたいとお願いします。
3.5月例会スペシャルトーク
「北斎漫画の魅力」
株式会社 浦上蒼穹堂 代表取締役 浦上満氏
●質・量ともに世界一と言われる北斎漫画のコレクションをお持ちの浦上氏に、
「北斎漫画の魅力」と題して講演をして頂きました。
資料とスライドで葛飾北斎という人物、北斎漫画についてのお話を解説して頂いた後、
このスペシャルトークのために、ご持参頂きました北斎漫画の実物を見せて下さいました。
(しかも、コレクションの中でも選りすぐりのものをご持参下さったとか!)
浦上氏のお話は、とても明快でわかりやすく、北斎漫画の楽しみ方をいろいろとお教え頂きました。
そのうえに、氏の溢れんばかりの北斎漫画に対する思いも伝わるトークでした。
皆様も引き込まれ、聞き入っていました。
楽しいゴールデンウィークもあっという間でしたね、、、。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
さて、既に「新着情報」にもご報告しておりますが、4月特別会の「北原別邸ツアー」の
スナップをアップします!