コレクター育成事業の一環として、
アート業界で活躍する方を講師に迎え様々なテーマでお話いただいておりますスペシャルトーク。

7月19日開催のスペシャルトークでは、美術史家で当協会評価委員の隠岐由紀子氏
「浮世絵板絵が教えてくれるウィーン・ジャポニスムの輝き」についてお話いただきます。

 

<チラシより>

ウィーンの国立オーストリアギャラリーにあるグスタフ・クリムトの『ヨハンナ・シュタウデの肖像』。
ウィーン分離派のミューズと言われたこの肖像画の女性が音楽指揮者エドゥアルド・シュトラウスに遺贈した品の中に日本の錦絵を精巧に模写した板絵が4枚ある。
元版画の検閲印や版元印まで忠実に再現される一方で、元絵にない奇妙なマークや1899などの制作年記があるため、これらはハプスブルグ帝国下のウィーン近傍で西洋の画家によって模写されたと考えられる。
2020年にはじめて存在が明らかになった4枚の板絵が明かしてくれる世紀末ウィーンの芸術動向、人間模様について判明した事柄をご紹介したい。

 

日本アート評価保存協会7月スペシャルトーク

〇日 時: 2022年7月19日(火)18:00~19:00
〇講 師: 隠岐 由紀子 氏(美術史家)
〇内 容:『浮世絵板絵が教えてくれるウィーン・ジャポニスムの輝き』
〇会 場: シンワアートミュージアム(東京都中央区銀座7-4-12 銀座メディカルビルB1F)
〇聴講料:  ¥500  ※先着順です。席がなくなり次第締め切りとなります。
〇申込先: 一般社団法人 日本アート評価保存協会 事務局
TEL:03-3569-1250 MAIL:info@ja2pa.or.jp
(電話受付時間 土日祝除く10:00~18:00)

 

7月スペシャルトークチラシ