12月の例会は今年最後でもあり、特別総会と題し、通常の会議の後に協会委員の

皆様との懇親会も開催されました。

 

1.企画展表彰の今年度の予定

賞の名前は「日本アート評価保存協会 秀逸企画賞」と決定致しました。

12月末を持って締め切りました。1月に受賞館を決定致します。

 

2.12月例会スペシャルトーク

 「日本美術全集刊行の現場から~何故今紙媒体の美術全集なのか?~」

  株式会社小学館 出版局プロデューサー 学芸編集長 清水芳郎様

 ㈱小学館 学芸編集長であり、昨年12月に発刊した「日本美術全集」編集長の清水芳郎様を

お招きして、全集刊行の現場からの貴重なお話を頂きました。

「日本美術全集」は、小学館創業90周年記念事業、東日本大震災等を契機として発刊された

そうです。日本の美術全集を紙媒体で発刊するのは1990年の講談社出版以来22年ぶり。

小学館の発刊にいたっては実に47年の歳月を経ての事です(1966年「原色日本の美術」)。

「美術全集を今、世に出す」意味について、「3.11以降、世の中の考え方が大きな転換を

迫られる中で、今まで大切に残されてきた“過去”のものを載せ、それを読者を通じて“未来”に

運んで行く、“船”のような役割を果たす事だ」と、おっしゃっていました。最後の刊行まで

まだ2年半かかるという大事業に込めた熱い思いが伺えるお話でした。

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3.年末特別企画「アジア伝統楽器の夕べ」・懇親会 

今月は年末の特別例会とし、中国伝統楽器である、二胡と楊琴の演奏者をお招きして演奏を

楽しんで頂きました。その後は軽食とお飲物を召し上がりながらの懇親会を開催しました。

 

中国の伝統楽器、二胡と楊琴のデュオのライブ演奏

中国の伝統楽器、二胡と楊琴のデュオのライブ演奏

 

会議後懇親のひととき

会議後懇親のひととき